2012/08/31
★Turkey in the Straw
"Turkey in the Straw"です。「藁のなかの七面鳥」です。19世紀以降広まった曲で、ミンストレスショー中でよく使われました。現代でも、フォークダンスでよくかかる曲ですので、曲を聞けば、「ああ、あれか」とうなずかれることと思います。日本では「オクラホマ・ダンス」ないし「オクラホマ・ミキサー」というタイトルで知っている人が多いと思います。ブルーグラスでも、よく演奏される曲で、バンジョーで弾くときはいわゆる「メロディック奏法」で演奏されることが多いと思います。ここでは、ドブロのためにアレンジして、なるべくメロディックっぽくしてみましたが、うまくいっているかどうか、ちょっと自信がありません。
★Rainbow
フラット&スクラッグスの名盤"Carnegie Hall"から、インスト曲の"Rainbow"を採譜してみました。レコードでは13曲のみ収録だったのですが、CD化するにあたって多くの楽曲を加え、全部で32曲収録のCDとなりました。"Rainbow"もレコードには収録されなかった一曲です。後半は、転調っぽく、少しわかりにくい展開になっていますが、最後はCになって、また元のGのキーにもどれるような作りになっています。2小節目の4拍目のアクセントは、"rake"(あるいはブルースギタリストなら"chpping"と言ったほうがわかりやすいかもしれません)です。
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