カントリー・ジェントルメンの"ブルー・ベル Blue Bell"です。バンジョーブレイクは三回あり、採譜したのは、第二ブレイクです。全体はシングルトーンのフレーズによって埋め尽くされています。一見すると覚えるのが面倒なように見えますが、よく見るとかなり規則的に作られていることがわかります。各コード毎にスケールが当てられ、いわゆるコードスケール的なアプローチと言えるかと思います。カントリー・ジェントルメンの"Sunrise"のバンジョーも同じような感じですので、ブルー・ベルが弾ければすぐに弾けると思います。ちなみに一回目のブレイクはギャロッピング奏法。エディ・アドコックEddie Adcockという人は、ギャロッピング奏法といい、シングルトーンのフレーズと言い、実にギタリスト的なバンジョーマンと言えると思います。極めてギター的な彼の奏法を大変ユニークだと思う人がいる一方で、こんな弾き方は邪道だと思う人もいます。なお、ブルー・ベルには、"Azzurro Campana"という別名(?)があるので、CDを探すときは要注意です。
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