2012/05/13

★Shady Grove

"Shady Grove"です。ドブロ用にアレンジしましたが、1弦をDに下げれば、ギターでも弾けそうです。最後から2小節目のコードはFにしないで、全部Gmで押し通したほうが、"cool"な感じかな、とも思います。
同じメロディーの曲として、フェアポートコンベンションがとりあげた、"Matty Groves"も有名です。私の憶測ですが、"Shady Grove"と"Matty Groves"は、一方が他方の替え歌として作られたと思われますが、詳しいいきさつについては今のところ不明です。
マイナーマウンテンの曲は、独特の響きがあって、不思議な魅力があると思います。

■Boz Scaggs

Boz Scaggsのファーストアルバムです。デュアン・アールマンがこのアルバムに参加しているので、スライドギターが好きな人には有名だと思います。ボズと言えば、"We Are All Alone"という大変ヒットしたバラードのヒット曲のイメージが強く、AORの人と思っている人も多いかもしれませんが、このレコードはブルースしています。
ところで、最近、ジミー・ロジャースが好きになり、ジミー・ロジャースの"Waiting for a Train"をこのレコードでボズが演奏していることを知りました。ジミー・ロジャースと言えば、「カントリーの父」と呼ばれている人ですが、ジャズっぽい感じがして、モダンだと私は思います。

★Jambalaya

"Jambalaya"です。カーペンターズのヒットで有名です。最近、「ギャロッピング奏法」を覚えたので、ギャロッピングでジャンバラヤをアレンジしてみました。バンジョーのギャロッピング奏法はカントリー・ジェントルマンのエディ・アドコックが得意としていた奏法です。もちろん、この奏法は、もともとはチェット・アトキンスやマール・トラヴィスのギターの奏法をベースにしています。バンジョーの王道は、スクラッグス流の「ロール奏法」かもしれませんが、ギャロッピング奏法の洒落た感じも捨てがたいと思います。