2010/08/29

●無題(blues)

無題のブルースです。ブルースとブルーグラスは接点がありそうで意外と少ない。ただし、70年代以降の新しいブルーグラッサーの中には大胆にブルース的なアプローチをする人もいるようだ。(例えば以前採り上げたトニー・ライスなど)ともかく伝統的には両者の接点が少ないものだとするなら、プレスリーは例外中の例外だったと言えるかもしれない。明らかに、彼の音楽のルーツの一つはブルースをベースとするロックンロールであり、もう一つはブルーグラスをベースとするカントリーミュージックである。

2010/08/20

★Green Sleeves

"Green Sleeves"は、イングランドの民謡かと思っていたのですが、O'Neilの"Music of Ireland"にも載っています。ということは、この曲はイングランド民謡であると同時にアイルランド民謡でもあるのかもしれません。この楽譜は、O'Neilの本からのものですが、私たちが現在よく耳にするメロディとは異なる箇所がいくつかあり、興味深いです。O'Neilのコレクションがはじめて出版されたのが1903年のことですから、それ以前にこのメロディは採譜されたということになります。ともかく100年以上前のメロディですから、伝承の過程で変形することは容易に想像することができるかと思います。この曲の拍子が6/8であるため、この本では、Jigに分類されていますが、歌詞付きで演奏されることも多いので、舞曲という印象は薄いように思います。また、現在では、曲の後半は旋律的短調で演奏されることが多いように思います。

●Green Sleeves

"Green Sleeves"です。

2010/08/17

★Shady Groves

ジーン・リッチーさんの"Shady Grove"についてですが、"Music of Ireland"にも"Shady Groves"というよく似たタイトルの曲が載っていますが、随分違ったメロディになっています。比較のために掲載しておきます。上がジーンリッチーの演奏を採譜したもの。下が、"Music of Ireland"に掲載されたものです。可能性としては、二つの曲はまったく違うというのがひとつ、それからもともとアイリッシュの曲がアメリカに伝わりそこでメロディが変化したということが二つとして考えられるかもしれません。

2010/08/09

2010/08/04

★Scarborough Fair


ブリティッシュフォークを代表するギタリストマーティン・カーシーの作品を採譜しました。やや弾きにくいポジショニングかもしれません。

ところで、この曲は、サイモン&ガーファンクルのヴァージョンでおなじみだと思います。サイモン&ガーファンクルが売れなかった頃、ポールサイモンはイギリスに渡り、イギリスのフォークに多大な影響を受けたことは有名な話しで、この「スカーボロ」や「サウンドオブサイレンス」など、それまでのアメリカのフォークとはやや異なるイギリス的なテイストの曲がいくつかあることは、大変興味深いと思います。

この曲をめぐる物語については、茂木健の「バラッドの世界」などが参考になります。

2010/08/01

★My Old Kentucky Home


以前とりあげたフォスターのMy Old Kentucky Homeの楽譜です。

●Gavotte(J.S. Bach)

バッハのパルティータからGavotte en rondeauです。考えてみると、バッハに代表されるいわゆる古典組曲は基本的にはダンスミュージックのための音楽であるから、ブルーグラスを含む大衆音楽のバンドでも積極的に取り上げられるべきなのかもしれない。

●茶色の小瓶Little Brown Jug

茶色の小瓶です。スイングジャズの定番ですが、ブルーグラスバンドで演奏しても楽しそうです。