2013/04/21

■12弦ドブロ


ドブロは6弦がごく標準的な楽器ですが、これは珍しい12弦ドブロをメイン楽器にしたアルバムです。レコードの解説を読むと、タット・テイラーは12弦ギターを自分で改造したそうです。ドブロはフィンガーピックを使って弾く人が多いのですが、タット・テイラーはフラット・ピックを使用します。曲目は、

Side1:
Foggy Mt. Rock
Dobro Twist
Fireball Mail
Long Black Veil
Eastwood Shuffle
Big Ball in Boston

Side2:
Turn Around
Brown's Ferry Blues
Tall Bottle
Streamline Cannonball
Bury Me beneath the Willow
Deep Elm Blues

です。Long Black Veilはザ・バンドのバージョンでおなじみですね。なお、バンジョーは現在、ジム・クエスキン・ジャグ・バンドのメンバーとして来日中のビル・キース氏が担当しています。

2013/04/17

★ソルト・クリークSalt Creek


ソルト・クリークです。コード進行がちょっとユニークかなと思います。この譜面はトニー・トリシュカの古いアルバムに入っている曲から採譜したもので、ドブロを弾いているのはジェリー・ダグラスです。このレコードは、無名時代のベラ・フレックも参加していて、「ソルト・クリーク」の後半では、トリシュカとベラ・フレックがバンジョーでハモっています。トリシュカのバンジョーの音がきちんとわかる人であれば、どちらが主旋律を弾いているかがわかるのでしょう。なお、どうもこのレコードは現在CD化されていないようです。

★サンライズSunrise


これも、カントリー・ジェントルメンのエディ・アドコックのプレイを採譜したもの。シングルトーンのプレーはある程度パターン化されているので、そのパターンを見極めれば、それほど難しくはないかもしれません。ギャロッピング奏法も少しあります。