ブルーベックの"Blue Rondo a la Turk"です。5拍子の"Take Five"と並んで、よく知られた曲です。ロックファンの方は、初期Emerson, Lake, & Palmerの十八番としてご存知かと思います。私の印象ですが、"Take Five"はごく自然なスウィングに聞こえるのですが、それに比べて、"Blue Rondo a la Turk"には変拍子特有の緊張感があるような気がします。
油井正一氏によると、変拍子スウィングは50年代頃から試みられ、ブルースワルツなどもこの頃から作られるようになったとのことです。したがって、前に触れたPentangleもこの頃のジャズのブルースワルツに影響されたと推察することができると思います。(例えば、マイルスの"All Blues"など)
0 件のコメント:
コメントを投稿