トラフィックの"John Barleycorn"です。イントロのギターを4小節を採譜しました。トラフィックは、昔から聞かなくてはいけないと思いつつ、なぜか聞く機会がなかったグループでした。先日スペンサー・デイヴィス時代のウィンウッドが歌う"Georgia on My Mind"を聞き、そのソウルフルな歌い方に感銘し、ようやく思い腰を上げ、トラフィックを聞くことにしました。
3小節目のコードネームは"A add 9th"とするべきでしょう。独特の響きがあって、トラッドの曲にはぴったりだと思います。また、1小節目のコードを"Dm"ではなく"D"としたのは、トラッドの独特な雰囲気を出す効果があると思います。
曲のはじめは、普通トニックのコード、この場合"Am"からで始めてしまいがちですが、このアレンジでは、Ⅳの和音であるDからとしている点にも、ある種の「センスのよさ」が感じられます。
2012/04/06
★ I Know What It Means to Be Lonesome
フラット&スクラッグスのナンバーから"I Know What It Means to Be Lonesome"です。スタジオ盤ではなく、DVDでおなじみのテレビショーのバージョンを参考にして譜面にしました。はじめの二小節がとくに印象的なフレーズだと思います。一拍目をしっかり休んでいるのがフレーズの核になっています(赤で囲んだところです)。少ない音数で、キャッチーで印象的なフレーズを構成している良い例だと思います。少ない音数だと、演奏するのも楽だし、聴くほうも楽に聴けると思います。そして、最初の2小節をただ5フレットずらしたのが3小節目から4小節です。実に弾くのが楽です。ジョッシュは本当にこういうフレーズを作るのがうまいと思う。
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